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主に資格取得や学習の記録を中心に投稿しています。

H23秋情報処理試験(ITサービスマネージャ)

受けてきた。疲れた・・・
先週から体調を崩していたこともあり、コンディションは万全とは言えなかったが、春のPMよりは手ごたえを感じている。
午前?が意外と難しかったが、まさか足元すくわれてないよね・・・


■午前2
アエウウア
イアウエイ
ウイイウウ
エウアウエ
エイウアア



■午後1
(問1)
設問1(1)
業務特異日にもかかわらず通常日の優先度と判断したこと
設問1(2)
根本原因:業務特異日の対応ルールを対応者が認識できていないこと
再発防止策:優先度判定ルールに業務特異日の扱いを明記する
設問1(3)
暫定対策の適用判断を、すぐに専門部署に依頼していない点

設問2(1)
T社によるサービスの回復確認を行わずにインシデントを解決としていること
設問2(2)
インシデントの対応中、定期的にT社へ現在の状況や判明していることを報告するようにする。

設問3(1)
障害の根本対策の実施状況と改修の目処
設問3(2)
利用者側の操作でサービス回復できるときは、T社へ方法を報告する。

(問3)
設問1(1)
利用者IDのシステムからの削除は、申請後すぐに行うようにする
設問1(2)
ID一覧の更新時に各上長に部署ごとのID付与状況が正しいか確認してもらう
設問1(3)
特権IDを使用した個人をログ上で特定するため
設問2(a)
発信元IPアドレス
設問2(b)
宛先ポート番号
設問3(1)
DBの更新だけでなく、参照したログも保存する必要があるから
設問3(2)
問題が発生した時に調査するため、アクセスログを1年間保存する必要があるから
設問3(3)
インターネットからの不正アクセスにより改ざん・削除されるリスクが高い点
設問4
場所:LAN2
理由:FWによりフィルタリングされ、かつWebサーバのトラフィックを監視できるから



■午後2※再現する気力がなくなったので、骨子のみ。

(問2)
設問ア
1.ITサービスの概要とキャパシティの問題
1.1.私が携わったITサービスの概要


1.2.キャパシティの問題とITサービスへの影響
・朝9-10時のネットワークトラフィックが集中して帯域が不足
・支社の利用者より朝の社内ネットワークが遅いとクレーム

2.問題の解決に向けて検討した対応策
2.1.問題の原因と検討した対応策
・原因はPCにインストールされたウィルス対策ソフトの定義ファイルダウンロードが集中したこと
・PC起動時に、データセンターのウィルス対策サーバより一斉にウィルス定義ファイルをダウンロードしていた
・朝の業務開始時に各PCが一斉に起動するのでトラフィックが集中した

上記より、対策案を3つ考えた。

(1)ネットワーク帯域の増強
(2)ウィルス定義ファイルの更新サーバを拠点に分散して中継させる
(3)PCのウィルス定義ファイル更新時間をずらす

2.2.実施した対応策と決定した理由

費用・難易度・期間の観点を考慮するために3案をそれぞれ評価。
(1)ランニングコストが高額になる。難易度・期間はたいしたことないけど特定時間のためだけに増強はもったいない。
(2)拠点に設置するサーバのための費用が増える。構成が変わるので各PCで指定するサーバを変更する必要があり、難易度が高い
(3)費用は変わらない。各PCで設定を変える必要があるがリモート操作で設定変更できる。この対応が一番現実的。

上記より、(3)を実施することにした。変更に約2ヶ月かかったが、対応を始めてから数週間で効果が表われはじめ、トラフィック集中を改善することができた。

3.キャパシティ管理方法自体の見直し内容
今回の件を振り返り、キャパシティ管理の内容をいくつか見直した。
・リソースの管理を1日単位でしか見ていなかったが、時間単位でも管理するようにした。
・単一的なしきい値で見るのではなく、増加傾向を年次で見るなど定期的な管理の観点を加え、年次の予算に組み込むことができるようにした。
・問題管理マネージャを任命して、ネットワーク全体の視点でも管理するようにした。上記の年次的な増加傾向などとあわせてリソーストレンドを顧客に報告するようにした。

短期的なITサービスの対応だけでなく、拡大するITサービスを長期的に支えるためにも、よりプロアクティブな視点でITサービスを改善し、運用管理を行っていきたい。
以上